ホルスが!強すぎる!
一体どれだけの回数管理人の御巫は墓地送りにされただろうか…
この記事では王の棺と王墓の石壁、そしてそのどちらかがあれば特殊召喚できる4体のホルスモンスターの対策について書いています。
ホルスの黒炎竜とその関連カードについては触れていません。あらかじめご了承ください。
ホルスの何が強い?
4体のホルスモンスターは場に王の棺、または場にある時王の棺として扱う王墓の石壁がある限り毎ターンノーコストで墓地から蘇生できます。
レベル8モンスターが1ターンで最大4体並ぶ、これが弱いはずありません。
素のステータスは攻撃力のドゥアムテフを除くと最低が2400、最高が3000と戦闘を行うのに充分なものとなっており、それぞれが持つ固有効果も強力。
エクシーズ素材としても優秀です。ランク8エクシーズには強力なモンスターが多いですよね。
王の棺も効果モリモリ
王の棺のホルス墓地送り効果は1ターンに4回使える。ターン4はさすがにやりすぎだよ(笑)。
王の棺はダメージステップ時に戦闘する相手モンスターを墓地に送る効果があり、それが御巫にとってきついんですよね。
御巫装備魔法による破壊耐性もフゥリによる対象耐性も役に立ちません。つらい!
王の棺までは王墓の石壁→イムセティ→王の棺というルートでサーチしていけるので安定性もある。王墓の石壁はフィールド魔法なので惑星探査車などフィールド魔法サーチにも対応しています。
上記のカードのうち、最低限イムセティと王の棺だけでも仕事をすることができコンパクトに収めることもできるので出張性能が高く、他テーマとの混合がしやすいというのも強みになります。
対策
サーチメタ
上記の通りサーチを多用するのでそれに対するメタは良く刺さります。
汎用カードに限るとイムセティの王の棺サーチに対してうららや墓穴の指名者をぶつけられれば大きな打撃になります。
墓地メタ、ホルスモンスターを墓地に送らせない
ホルスモンスターは全て墓地からの蘇生効果を持っているので墓地にいる場合は除外する(デッキバウンスは王の棺の存在からあまり効果がない)、または次元の裂け目やマクロコスモスといった永続系除外カードによりそもそも墓地に送らせないのも有効です。
今となっては見ることもかなり少なくなりましたが奈落の落とし穴は刺さります。
除外かつ王の棺にも干渉できるバージェストマ・ディノミスクスも良さそう。手札コストに困らないデッキなら採用圏内かと思います。
まぁこういった罠カードはどうしても発動までが遅くなってしまうので高速で展開するデッキでは入らないでしょうね。メタ寄りの、カードを伏せて構えるタイプのデッキですかね、入るとしたら。
特殊召喚メタ、ホルスモンスターを蘇生させない
フォッシル・ダイナ パキケファロや結界像などで特殊召喚自体を封じるのも有効です。
デッキによっては大天使クリスティアや虚空魔人でも同様のことができます。
属性と種族がバラけているので群雄割拠&御前試合を用いることで、完全ではないですが展開を抑えることができます。
王の棺、王墓の石壁を維持させない
王の棺か王墓の石壁が場になければホルスモンスターは自身の効果で蘇生できないのでこの2枚を除去することで展開を防ぎます。
サイクロンなど汎用カードが多数ありますが、中でも醒めない悪夢はおすすめ。
1ターンに〇回といった制限がなく、ライフコストさえ払えるならこのカード1枚で片っ端から破壊して封殺することも不可能ではありません。
このカードを苦手とするデッキは他にも多数あるので、枠に余裕があるなら1枚忍ばせてもいいかもしれません。
その他
最大4体特殊召喚できるのでニビルが刺さるのではないかと思ったりもしますが、それは使い手側も認識していると思いますし4回の召喚に留めるんじゃないかなぁ。そう考えると強力なメタにはならなさそうですね。
王の棺のダメージステップ効果は天御巫の闔で封じることができる。さすが闔だぜ!(ヨイショ出来るときにしておく)