【天盃龍】が強すぎる!
攻撃、シンクロ召喚、蘇生の動作をバトルフェイズの中で繰り返して連続攻撃できる天盃龍。
チュンドラ1枚からのゲームエンド、反則的な攻撃回数。
それでいて必要なカードが比較的少なくコンパクトにできるので、汎用カードにたくさん枠を割くことができる…
せめてシンクロ召喚効果は名称ターン1の制限にしてほしかったです。
この記事ではその【天盃龍】の対策を紹介します。
対策
チュンドラは場に炎属性・ドラゴン族モンスターがいる場合、手札から特殊召喚できる効果を持っています。
メインフェイズ(特にメイン1)では手札のチュンドラの特殊召喚をさせないために天盃龍が相手の場に存在する状況を作らないことが大事です。
幻禄の天盃龍などからも展開することもできてしまいますが、大事なことには変わりません。
モンスター効果メタ
各種天盃龍モンスターの効果を無効にして展開を抑えます。
発動ターンの終わりまで無効になる場合はバトルフェイズ中のシンクロ召喚も封じることができるので火力を大きく下げることができます。
以下のようなカードがあります。
- エフェクト・ヴェーラー
- 無限泡影
- スキルドレイン
- 能力吸収石
盃満ちる燦幻莊には注意。
盃満ちる燦幻莊はメインフェイズ1の間天盃龍モンスターにカード効果耐性を付与するのでほぼ確実に効果を通され、特にメインフェイズでしか使えないエフェクトヴェーラーは死に札になってしまいます。
同じくモンスター効果を無効にする無限泡影はバトルフェイズでも発動できますが、対象に取る効果なのでシンクロ召喚効果をチェーン発動して回避されるので有効打になりにくいです。
それでも初動の天盃龍モンスターに当てられれば展開が止まる可能性があります。
使いどころが多いカードであることには変わりないので入れておいて損はないと思います。
魔法メタ
魔法カードを発動させないことで盃満ちる燦幻莊、燦幻開門によるサーチやハーピィの羽根箒などによる除去を封じることができます。
以下のようなカードがあります。
- 魔法族の里
- 魔封じの芳香
- ナチュル・ビースト
サーチメタ
天盃龍パイドラ、盃満ちる燦幻莊、燦幻開門によるサーチを封じて展開を抑えます。
中でもライオウはよく刺さります。
盃満ちる燦幻莊や燦幻開門によるサーチを止めるだけでなくメインフェイズでのシンクロ召喚も無効にできます。
さらに1900という高い打点を持っているため、下級天盃龍との殴り合いにも負けないのも評価できます。
チュンドラがいると炎属性ドラゴン族には戦闘破壊耐性が付くので無限泡影などでリクルート効果もろとも無効にしていきたいところです。
以下のようなカードがあります。
- 灰流うらら
- ライオウ
その他サーチメタとして代表的なものにはドロール&ロックバードがありますが、【天盃龍】の場合サーチは一回通れば十分なことが多く【天盃龍】メタとしてはあまり強くないです。
幽鬼うさぎは直接サーチを無効にするカードではありませんが、盃満ちる燦幻莊に対して発動することで、盃満ちる燦幻莊を破壊しつつ効果も不発にできます。
墓地利用メタ
ファドラやバイデント・ドラギオンの蘇生対象を除外するなどして蘇生させないことで展開を防ぎます。
以下のようなカードがあります。
- D.D.クロウ
- 屋敷わらし
- 剣神官ムドラ
- 墓穴の指名者
展開封じ
【天盃龍】はモンスターを並べてシンクロ召喚するのが主な戦い方なので、それを抑えることができれば勝ちに近づきます。
次元障壁
シンクロモンスターを宣言してシンクロモンスターの効果とシンクロ召喚を封じることができます。
1ターンのみの効果適用となりますが、通常罠なのでハーピィの羽根箒などのバック除去を受けても仕事ができる点が強みとなります。
シンクロモンスターの他に、融合、エクシーズ、ペンデュラムにも対応しており【天盃龍】以外のデッキにも対応できます。
センサー万別
【天盃龍】はドラゴン族の種族統一デッキなので同族の召喚を制限するセンサー万別が刺さります。
サモンリミッター
召喚できる回数を2回までに制限して展開を抑えます。
今使われているデッキの多くは1ターンの中で召喚を連続で行い盤面を作っていくのでサモンリミッターによる召喚制限はとても強く、天盃龍以外のデッキとの対戦でも活躍できます。
永続罠ということで一度セットしてからでないと発動できない欠点を抱えていますが、【天盃龍】の場合は大抵先攻を譲ってくるのでこの点は無視できます。
盤面を作られてしまった後に引いても遅く、先攻初手で引くことで輝くカードと言えます。
神の宣告
1枚であらゆる行動を無効にできる万能カウンター罠です。
- パイドラ召喚時のサーチ
- ファドラ召喚時の蘇生
- 燦幻開門からの展開
- ハーピィの羽根箒などによるバック除去
など、これらを無効にできます。
ライフを半分払う重いコストがかかりますが、天盃龍は8000以上のダメージを簡単に叩き出せるのであまり関係ないですね。
あえて後攻を取る
戦闘面では強力な【天盃龍】も先攻を押し付けられるとできることは限られます。
確実に後攻1キルを防ぎたいなら自分が後攻を取るというのは有効です。その場合はあらかじめ手札誘発や捲り札の枚数を増やして思い切ってこちらも後攻特化にしてみてもいいかもしれません。
諦めなければならないこともある…
ここまで【天盃龍】対策ができるカードを紹介してきましたが、
墓地リソースなしの状況でもチュンドラ1枚から8000ダメージを出せてしまい、除去カードなどでこちらの盤面を荒らされた後にチュンドラの攻撃を通してしまうとほぼ終わりです。
そのため対策カードを積んでもどうにもならないこともあります。
やっぱ天盃龍強いっすわw