強力な通常罠が登場するたびに話題になる【ラビュリンス】。登場当時から今日まで環境に居続ける息が長いデッキのひとつですね。
闇のデッキ破壊ウイルスをばら撒いてきたり魔砲戦機ダルマ・カルマをサーチ・回収して何度も御巫を裏返しにされてきたので、管理人的にはあまりいい印象を持っていない(笑)。
この記事では【ラビュリンス】の対策と【御巫】での戦い方について解説します。
対策
罠メタ
罠が主体のデッキなので、それらが苦手とするカードはやはり苦手。
- 発動・効果無効化:レッド・リブート、王宮のお触れ、人造人間-サイコ・ショッカー
- 全体除去:ハーピィの羽根箒、大嵐、ライトニング・ストーム
- セット封じ:電光-雪花、ダーク・シムルグ
汎用的なところだけでもなかなかの種類があり、デッキに合うカードを採用していくことになります。
灰流うらら、デッキロック
白銀の城の召使い アリアンナのサーチ、2種のウェルカム・ラビュリンスによる特殊召喚を止めることでデッキを動きを封じます。初動を止められるならそれに越したことはない。
トラップトリックなどのデッキからセットする効果は防げないので注意。
墓地メタ
墓地からのモンスター蘇生・回収の多用や白銀の城のラビュリンスによる罠の使い回し、ウェルカム・ラビュリンスの自身の再利用効果に対しては墓地メタのカードが刺さります。
- 墓地から除外・デッキに戻す:墓穴の指名者、D.D.クロウ、魂の解放、剣神官ムドラ、宿神像ケルドウ
レベル1~3の各種ラビュリンスモンスター(通称:家具)や白銀の城の執事 アリアスの効果発動に対して発動する墓穴の指名者は特に強いと思います。
- 墓地に送らせない:マクロコスモス、閃光の追放者、クシャトリラ・アライズハート
次元の裂け目、異次元グランドは刺さらなくはないですが、罠を除外できないのであまり有効ではないかなと思います。
闇属性メタ
モンスターはほぼ全てが闇属性悪魔族になるので、それに対するメタが効きます。
- 効果無効:コアキメイル・デビル、暗闇を吸い込むマジックミラー
- 特殊召喚封じ:コアキメイル・ドラゴ、聖なるあかり
悪魔族メタはどうかというと、今のところこれといった使いやすいカードはない印象。強いて言うなら傀儡虫…?
その他
迷宮城の白銀姫の通常罠カードをセットする効果はそれにチェーンして通常罠以外のカードを発動してやれば発動できない(チェーン切りとか言ったりすることもある)。
【御巫】での戦い方
相手が【ラビュリンス】だとわかっている場合は霊王の波動を警戒する。こちらが先攻1ターン目で動いているときに発動されてしまった場合は、仕方ないか…?
白銀の城のラビュリンスの破壊効果、白銀の迷宮城によりウェルカム・ラビュリンス2種に付与される破壊効果はどちらも対象を取らず、珠の御巫フゥリの対象耐性はそこまで強く働かない印象です。
こちらの手札を破壊できる白銀の城のラビュリンスはオオヒメの御巫の天敵。場に出して御巫装備魔法で破壊耐性を付けて維持するのもあり。サーチ効果は使えなくなりますが破壊されるよりはマシです。
相手のライフを半分程度削れたなら御巫神楽による複数除去+バーンダメージでの勝利も視野に入れつつのゲーム運びをしていく。
攻め急がない
ラビュリンスモンスターはステータスが高いものが多いので【御巫】なら楽に勝てる気がしたりするかもですが、肝心の攻撃がなかなか通らないw
とにかくダルマ・カルマを受けてもメインフェイズ2で建て直せる余力はキープしておくのが大事です。メインフェイズ1で全力展開して総攻撃しようとするとダルマ・カルマ1枚で盤面が崩壊しかねないんですよね。
連立砲固定式を意識して高レベル・ランクのモンスターの召喚は控える
条件が整えばこちらの場のカードを全て除外してくる連立砲固定式。【ラビュリンス】だと分かったときはFA-ダーク・ナイト・ランサーや天霆號アーゼウスなどの高ランクエクシーズモンスターや高レベルモンスターは出さないようにするのがよさそう。