今年の7月にマスターデュエルにて禁止から一気に無制限に緩和された強奪。
そして10月のOCG制限改定でもかなり久々(wikiによると17年ぶりらしい)に禁止が解除されましたが、【御巫】に入れたほうがいいのか?
管理人はどう考えているのかですが、今のところは
相性はいいが必須ではない
という考えです。
強奪について
このカードが出た当時はデュエルのスピードがもっとゆっくりしていて(今は早すぎだよ…)装備している限り奪い続けられるというのは心変わりにはない強みでした。
心変わりが早々に制限カードになったこともあり、2000年代前半は心変わりと強奪を併用していたデュエリストも多いのではないでしょうか。
ちなみに管理人は心変わりなんてレアカードは持っていなかったので強奪だけで頑張っていました。
毎ターン相手のライフを1000回復させてしまうデメリットも当時のデュエルスピード的には軽いものではなかったと記憶しています。
ただ、今となっては2~3ターンで決着が付いてしまうスピードになったことで、そのターンのうちに各種召喚の素材にするなどして早々に奪ったモンスターを手放してしまうことが多くなってしまいます。
装備している限り奪い続けられるという強みを生かすことができなくなります。
そういう使用用途だと裏側のモンスターも奪える精神操作(今なら攻撃もできる心変わりが使える!)のほうが使いやすいですよね。
誘い輪舞と強奪を併用する必要はある?
強奪は装備魔法なので御巫と相性がいいです。かみくらべを使えばデッキから、オオヒメを使えば墓地から装備できます(両方とも相手ターンでも行える)。
ただ、かみくらべが発動できたということは場に御巫モンスターがいるということですし、オオヒメも御巫モンスターです。
なのでこの2枚から装備させるなら誘い輪舞でいいじゃん、となってしまいます。
誘い輪舞には場に1枚しか存在できないという制約があるので、併用することで2体のモンスターを同時に奪えるというメリットが一応あるのですが、コントロール奪取にこだわる理由があまりなく、そもそも奪わずに御巫モンスターで攻撃してライフを削ったほうがいいことのほうが多いと感じています。
また、誘い輪舞の場合はこのカードが離れたときに装備モンスターは墓地に送られるという効果があります。
それを利用して迷わし鳥でバウンスしたり、禁じられた一滴などのコストにして場から離してやることで除去カードとして使うテクニックもあります。
そうなると【御巫】では誘い輪舞があれば十分なのかなという結論に至りました。ハレとオオヒメのサーチにも対応していますし。
構築によっては採用アリ
アームズ・ホールやアショカ・ピラーなどの汎用性の高い装備魔法サポートを採用している場合は単体で使える強奪にも優位性が出てくるのかなと思います。
御巫モンスターが引けていない状況でも単体で使える点が生きてくるのではないでしょうか。
あとは奪ったモンスターの発動する効果を利用できる点は誘い輪舞にはないメリットなので、それに魅力を感じるなら採用してみてもいいんじゃないでしょうか。