この記事では【御巫】を使って【クシャトリラ】とデュエルした管理人が思ったことや考えてみた対策を書いています。
思ったこと
度重なる規制でフルパワーにはほど遠くなり環境トップ争いからは外れた印象だが、それぞれのカードパワーが高くデッキとしてはまだまだ強い。
初動がクシャトリラ・ユニコーンだとデッキの判別が難しい。出張性能が高すぎるのでこのタイミングでは【クシャトリラ】だなと判断しない方がいい。
灰流うららを持っているなら止めどころは六世壊他化自在天かクシャトリラ・シャングリラなんじゃないかなと思う。
クシャトリラ・フェンリルの除去は珠の御巫フゥリで対処でき、クシャトリラ・ユニコーンのエクストラ除外は御巫にはあまり影響がないので相性は良いほうだと思うが、それでも出てくると厄介なカードはある。
クシャトリラ・アライズハートとクシャトリラ・スケアクローには注意しなくてはいけないので、それぞれの対策を書いておく。
クシャトリラ・アライズハートの対策
クシャトリラ・アライズハートは全体除外で伝承の大御巫や御巫舞踊―迷わし鳥などの墓地でも使えるカードが使えなくしてくるので結構きつい。
フリーチェーンの除去効果もあり御巫の水舞踏での除去は難しい。
対策として下記のカードが有効。
コントロール奪取(心変わり、三戦の才など)
奪った後どうやって処理するかまで考えないといけないが…。リンク召喚したり天霆號アーゼウスにしたりするのが無難か。
コントロール奪取と言えばなぜか無制限になった強奪もあるが、御巫の水舞踏同様に装備魔法のためチェーンして除去されるので通用しない。
効果の無効化(無限泡影、禁じられた聖杯など)
効果を無効化してしまえば3000のステータスを持つバニラモンスターなので、御巫モンスターのサンドバックとしてちょうどいい。
無限泡影は先攻取られた時の妨害にも使えるのでやっぱり優秀だと思う。
禁じられた聖杯は効果を無効にしつつ若干だが攻撃力が上がるので御巫による反射ダメージ量が増える点で相性がいい。無限泡影と違い自分のターンならいつでも手札から発動できるので、効果の発動にチェーンできるのもいいところ。
禁じられた一滴は捲り札として優秀だが、クシャトリラ・アライズハートの全体除外が適用されている状況ではコストを払うことができず発動自体ができないので役に立たない。
幸い破壊耐性を持っていないのでシンプルにサンダー・ボルトやライトニング・ストームで破壊してもいい。
クシャトリラ・ライズハートの効果でデッキを3枚除外→クシャトリラ・シャングリラの効果発動という流れでお手軽X召喚が出来てしまうのでそもそも出させないというのはあまり現実的ではない。
その他にも厄災の星ティ・フォンという手もある。攻撃力3000以上のモンスターの効果発動を封じるのでクシャトリラ・アライズハートを安全に処理できる。
スケアクロー・クシャトリラの対策
スケアクロー・クシャトリラはクシャトリラモンスターと戦闘するモンスターの効果を無効にする効果を持つ。御巫がただの低ステータスモンスターになってしまうのでこのカードにも注意が必要だ。
アライズハート同様に耐性は何もないので上記のカードで効果を無効にしたり御巫かみくらべなどで御巫の誘い輪舞を装備してコントロールを奪うのが有効。珠の御巫フゥリがいればクシャトリラ・フェンリルで御巫の誘い輪舞が除外されることもない。
その他
御巫の火叢舞で相手の場に効果無効状態のモンスターを出してやると展開を鈍らせることができるので頭に入れておいた方がいい。クシャトリラ・バースがあれば何かは出てしまうわけだが…。
クシャトリラ・バースは墓地にある伝承の大御巫や御巫舞踊―迷わし鳥を除外してくるので早めに破壊してしまいたい。メインデッキの枠が空けられない場合は、エクストラデッキにトロイメア・フェニックス、幻影騎士団ブレイクソード、超量機獣グランパルスあたりを入れてバック破壊する手段を用意しておくべき。